人間の活動で地球環境が大きく変動しています。このままでは、SDGsが目指す地球の持続的な発展は望めないかもしれません。大きく発想を変えた取り組みが必要です。農業分野も同様です。 日本では、農業において、農協等が供給するパーケージングされた便利な化学肥料セットを使うことで安定的な農業生産が実現されています。アジアの他の国々に比較しても、格段に化学肥料を利用した農業に依存している。これからはいかに化学肥料等を減らして農業を行うかが重要になってきます。
便利な作物品種毎の混合肥料の例(住友化学)
日本は微生物を利用した発酵醸造に関しては多くの技術を開発・利用している。作物や野菜の生産現場でも、人知れず微生物の働きが多様な効果を生み出していますが、それに対する十分な理解と評価がなされておらず、なぜか微生物利用が重要視されていません。 しかし、特定の微生物の利用は、作物や野菜類に働きかけて、化学肥料の効率的な利用促進や環境ストレス耐性の誘導、農業の持続的な生産性や収量の確保を達成することが可能な場合がある。 例えば、特定の機能を作物に付与する育種には十年以上かかりますが、微生物と植物の相互作用は瞬時にその課題を解決する場合があります。
このような技術を見いだして社会実装したい企業の皆様、SDGsを目標に環境にやさしい農業生産技術を取り入れたい生産者の皆様、 食を取り巻く農業への科学的認識を高めたい一般市民の皆様
そんな皆様のご要望にお応えしたくNPO法人を設立しました!
土壌微生物の農業利用に関して、何でもご相談下さい。
可能なかぎり、一緒に考えてすすめます。
また、私たちが開発したバイオ肥料(TUAT1株:ゆめバイオとして販売がされています)の新規の利用技術のご相談もOKです。
まずはメール:tadashiy@をつけてcc.tuat.ac.jpまでご連絡ください。
お待ちしております。